ー顔 顔は随分と作った。何も考えず、ひたすら粘土をつけたり削ったり。イメージと造作がぶつかっては消えてゆく。もっとシンプルにならないものか。
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人の体と形
人の体と形 人の形は難しい。色々なやり方と個性の表現がある。私にはエトルリア彫刻からのヒントが大きい。エトルリア文明は平面と立体の間の仕事ということで、東洋から見ると、西洋の向こうのもう一つの東洋という感じだろうか、ジャ… 続きを読む 人の体と形
木彫
木彫 犬や象、子供を木材で制作をしたことがある。木の彫りは難しく思うようにはいかなかった。テラコッタと同様、木彫も和の雰囲気があり、どこにおいても落ち着くし、彫りかけの子供も ドローイングのようだ。 。
テラコッタ
テラコッタ アリスの首を作っている頃、テラコッタで人や動物など作った。テラコッタは手軽な素焼きの粘土だ。自分の所に窯はないので、知り合いの工房で焼いてもらった。焼き上がって、仕上げにとの粉で多少の色をつけると、味わいが深… 続きを読む テラコッタ
アリスの首
アリスの首 不思議な国のアリスの挿絵をやった頃、彫刻でアリスの首を作った。自分勝手にイメージを作り、3体ほど石膏直ずけという方法で制作した。粘土で原型を作り、それを石膏にする方法と違って削る仕事が多く、とてつもなく疲れた… 続きを読む アリスの首
色と演奏
色と演奏と感情 色と音楽ではなく、色と演奏の関係を絵にするとどうなるのだろう。喜怒哀楽ではないが、色彩もそれ自身さまざまな味わいがあり、色の組み合わせ、光、 重ね、大小、タッチや輪郭などで、表現は複雑で多様だし、人間の感… 続きを読む 色と演奏
青に
青について 私にとって、青は静かで、深く、落ち着いたエレガントなイメージだ。何枚か背景を青にして描いた。青に絡む微妙なグリーンとの協奏関係が楽しく、その同時効果によって補色との関係も揺れる。 青に温度はあるのだろうか?
黒について
黒について 新聞の挿絵をカラーで連載したことがある。長編だと挿絵のタネがなくなって来て、何を描いても変わりばえしなくなる。四苦八苦の末、何気なく、真っ黒な紙に描いてみた。当たり前なことに白が使える画面になり、全ての色が反… 続きを読む 黒について
伊藤病院
伊藤病院 表参道にある伊藤病院は甲状腺の専門の病院で昨年80周年を迎え記念誌が出された。 その表紙と裏表紙に拙作の伊藤病院が掲載されている。取材は2年前の晩秋から冬にかけてで、雑踏の中、ポイントを探しながらスケッチをした… 続きを読む 伊藤病院
緑の色
緑の色 緑も大好きな色でヴェニスの運河の色や、新緑の中での女性像なども多く描いた。緑は時の移ろいや、美しい季節の代名詞の様にも思える。