屏風絵 屏風絵は随分と描いた。キャンバスや和紙、金箔、銀箔など。材料もアクリル、油絵の具そして日本画の顔料など。 大きさも色々で、200号から10号ぐらいのもの、折も四曲や二曲の半双など。 展示場では平らにして飾るところ… 続きを読む 屏風絵
月: 2018年4月
波と鬼
波と鬼 古来、波は多くの絵描きによって描かれてきた。青海波のように様式化されたものや、尾形光琳の紅白梅図の波、葛飾北斎、長谷川等伯、俵屋宗逹など枚挙にいとまがない。 小生も逗子の海岸で寄せては返す波を飽きもせず描いている… 続きを読む 波と鬼
大谷投手と赤い靴下
大谷翔平選手と赤い靴下 残念ながらレッドソックスに打たれて降板した大谷君。 何か優勝決定戦のような雰囲気でした。次回のリベンジを期待してます。 ちなみに、赤い靴下に足元をさらわれた図です。 ↑… 続きを読む 大谷投手と赤い靴下
松と竜
松と竜 松を描く。 海岸までの散歩の途中、いろいろな松が目に入る。 何度か立ち止まりスケッチをする。松の風情の何に引かれるのだろう。 あるとき考えたのが、松の全体の姿が竜が空を昇るというイメージだ。 葉の塊が雲で、細い枝… 続きを読む 松と竜
歌麿
歌麿 浮世絵の花は歌麿に尽きる。その豪華なきらびやかさと色気。まさに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と思う。 何枚かドローイングをして見た。 ↑↑ 次にここもクリック! ↑↑ より… 続きを読む 歌麿
鈴木春信
鈴木春信の視線 視線が作る画面 春信の絵の素晴らしさは色々あると思う。柳腰や中性的な顔の色気は、江戸と中国美人が合体したような錯覚を覚える。 春信の視線が作るレーザービームのような直線が、画面構成の元になっていて、背景の… 続きを読む 鈴木春信
ゴーギャン
ゴーギャン 10年前にタヒチに行った。ゴーギャンに憧れて。 島で色々スケッチをした。その昔の雰囲気が感じられる何かを求めて。暑い日差し、熱帯の植物、ゴーギャン通り、教会、など。たったの一週間の滞在で何がわかるというのだろ… 続きを読む ゴーギャン
北斎と図形
北斎と図形 卍とか巴という古来の図形がある。くるくる回るような、風車みたいな永久運動の形だ。 韓国の国旗の太極旗は図形的にも興味深く、二つの勾玉形が陰と陽に分かれて生成をおぎないあっている。 北斎の「凱風快晴」や「神奈川… 続きを読む 北斎と図形
色や形の
色や形の取り合わせ 青の上に赤、赤の上に青など、色や形の組み合わせせで、意味が変わってきてその変化は無限だ。 例えば、顔の後ろに象、もう一つの顔にはキリンなど配置するだけで潜在意識をくすぐる。 色や形の取り合わせで、静か… 続きを読む 色や形の
スケッチ
スケッチ 外国でのスケッチはこちらが異邦人のためか気楽にできる。 日本ではそうはいかない。あるとき御茶ノ水の駅のそばでスケッチをしていたら、女学生が数人「あっ、芸術やってる」と言われ、白けたことがあった。 これはパリの話… 続きを読む スケッチ