この絵は日動画廊で個展の際、長谷川さんの肖像画のためのドローイングとして画廊で描いたものです。 何回か開館前に来ていただき、床に水彩紙の全紙を置き、コンテやパステル、ガッシュなどを使って制作をした。 青い服も素敵で、美し… 続きを読む 長谷川智恵子さん
月: 2018年3月
羽生選手のジャンプ
ジャンプをする姿とはいっても一瞬ではなく、それらしい表現とは？ スローモーションでは違うような気がする。見たいものと見えるものの組み合わせだろうか。 その昔、蘇我蕭白が竜巻と仙人を描いた「風仙図屏風」の凄さ… 続きを読む 羽生選手のジャンプ
三岸節子 (Setsuko Migishi)
パリ郊外のヴェロンのお宅に日動画廊の社長夫妻に連れて行っていただいたことがある。完成作品や描きかけの絵を見せていただいた後、「調子の良くないときなど庭に出てよく雲を眺めるの」と言われた言葉が心に残っている。 There … 続きを読む 三岸節子 (Setsuko Migishi)
荻太郎先生 (Mr. Taro Ogi)
先生とは、絵の審査や大学の合評会などでご一緒させて頂くことが多くあった。講評での荻先生の言葉はいつも暖かく、どんな作品でも良い部分を見つけることが際立っていた。 There were many cases where w… 続きを読む 荻太郎先生 (Mr. Taro Ogi)
野見山暁治先生 (Mr. Gyouji Nomiyama)
大学で先生の助手をさせていただいて以来50年。 野見山先生の素晴らしさは簡単には説明できない。人たらしというか先生のそばには次から次に人が集まってきて、いつも何かが生まれてくるようだ。 It has been 50 ye… 続きを読む 野見山暁治先生 (Mr. Gyouji Nomiyama)
小磯良平先生 (Mr. Ryohei Koiso)
大学4年からお世話になった。3年次の山口薫先生に比べ一見分かりやすい指導に思えたが。絵の品格と力強さに加え、ソフトでシャイな先生の人間性にも惹かれた。 I have been indebted to the univer… 続きを読む 小磯良平先生 (Mr. Ryohei Koiso)
震災に (Earthquake disaster)
この絵は東日本大震災の二ヶ月後に仙台の被災地をスケッチしたものです。 風景というよりは異様な怪物に引き込まれるような感じで、上も下もなくただただ延々と横に広がっていた。 This picture sketched the… 続きを読む 震災に (Earthquake disaster)
藤井聡太 将棋 対局の風情（Mr.Souta Fujii, Shogi, Taste of the game）
藤井くん、 藤井くんのおかげで将棋を見る機会が増えた。対局の二人の様子は不思議な集中のパントマイムで、局面が変わるごとに様々な仕草や風情を見せてくれる。そして、勝負の終わる瞬間はまさに劇的だ。 Fujii-kun Tha… 続きを読む 藤井聡太 将棋 対局の風情（Mr.Souta Fujii, Shogi, Taste of the game）
羽生結弦 動いている形 (Mr.Yuzuru Hanyu Moving Form)
動いているものを描くのは難しい。北斎は風に揺れる花を正確に描いているし、鉄斎は盆踊りの踊り手達をそのリズムそのもののように描いている。ルノアールの人物画は微妙にボケていてそれが生きているからだと思えるからすごい。 Dra… 続きを読む 羽生結弦 動いている形 (Mr.Yuzuru Hanyu Moving Form)
見えるものと見えないもの (What can be seen and what can not be seen)
絵画での見えるものと見えないもの、そして、空間の虚と実との関係についてなど。 About what is visible and what is invisible in paintings, and about the… 続きを読む 見えるものと見えないもの (What can be seen and what can not be seen)